日本一の雪国宣言をしている月山は、4月から7月まで夏スキーができるほど雪が豊富な地域です。ここでは昼はゲレンデスキーではなく、雪上車クルーズやチュービング、バナナボートなどのスノーアクティビティ体験ができ、夜は出羽三山の山岳信仰で栄えた往時の旅籠が雪像で再現され、ろうそくの灯りで映し出される幻想的な世界が広がります。とっておきの雪国体験ができる「月山スノーランド」へようこそ!
月山は磐梯朝日国立公園内にあり、山形県の中央にそびえ、
古くから山岳信仰で栄えた出羽三山の主峰です。
ここは気象庁の観測地点にはなっていませんが、
雪氷防災研究センターや山形県の独自調査では
雪が多い日本海側でも最大積雪深(1974年冬8m)であり、
麓の月山志津温泉地区は人々が生活する地域として最大積雪深(平年5~6m)です。
11月から7月末まで約9ヶ月間雪があり、
身近に雪に親しむことができる地理的条件にあります。
7月末までできる夏スキーをはじめ、残雪とブナの新緑トレッキング、
フラワートレッキング、カヌー、釣りなど
多雪だからこそ楽しめるアクティビティが豊かです。
また、多雪だからこそ収穫時期が長く、質が良い山菜が収穫でき、
長い山岳信仰の歴史で育まれた伝統料理「山菜料理」や、
多雪が豊富な水となり産み出した地酒・地ワイン・地ビールがあり、
食文化の幅を広げています。
すべて雪がもたらす恵みであり、雪が大きな観光資源となっていることから
”雪の活用日本一”を目指して「日本一の月山雪国宣言」を2019年12月に行いました。
この冬、日本一の雪国だからこそ満喫できるアクティビティをご紹介します。
ひとつは、ゲレンデスキーではない多目的な雪遊びができるエリアで、
冬の美しい景観を観賞するために雪原を遊覧する雪上車クルーズ、
約100mの専用リフト付きコースで滑走を楽しむチュービング、
圧雪コースで各種そりや雪板などで遊ぶフリーライド、
雪上をスノーモービルで牽引するバナナボート、
西洋かんじき”スノーシュー”を履いて雪原を自由に歩くスノーシューツアー、
初心者向けレッスンから始められるクロスカントリーなど、
多彩なスノーアクティビティを体験できます。
このエリアは月山志津温泉から車で5分弱で行くことができます。
もうひとつは、月山志津温泉地区内で開催される「雪旅籠の灯り」です。
5~6mに及ぶ雪壁を利用して約150mの区間内に雪旅籠を制作し、
ろうそくを灯すことで映し出される世界は、
まさに”幻想的”という言葉が当てはまります。
週末土曜日は会場に花火が打ち上がります。
今冬はコロナ感染症対策から宿泊者限定のサービスとして
2月6日~2月28日まで開催されます。
昼は多彩なスノーアクティビティを楽しみ、
夜は幻想的な「雪旅籠の灯り」を観賞できる「月山スノーランド」は、
ひとりでも、家族でも、友達同士でも、”とっておきの冬”を満喫できるプログラムです。
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