2023年1月に回転ずしチェーン「スシロー」の岐阜市の店内での迷惑行為が話題になりました。
醤油ボトルや湯呑をなめて元の場所に戻すなどした、当時高校生のペロペロ少年による迷惑行為が映った動画がSNSで拡散。
「スシロー」は、客足が減ったことなどを理由に、2023年3月ペロペロ少年に約6,700万円の損害賠償金を求め、提訴しました。
しかし、2023年7月31日に調停が成立し、裁判が取り下げられたことがわかりました。
ペロペロ少年と両親の謝罪を受け入れず、裁判で戦う姿勢を見せたスシローでしたが、なぜ損害賠償を取り下げたのでしょうか?
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スシローがペロペロ少年への損害賠償金請求を取り下げ!
2023年7月31日に、スシローはペロペロ少年に約6,700万円の損害賠償を求めていた裁判を取り下げ、調停が成立。
スシロー側は「(少年側が)責任を認め、当社として納得できる相応の内容で和解した」とコメント。少年の代理人弁護士は「何もコメントできない」としている。
引用元:smart FLASH
スシローとペロペロ少年の裁判がどうなるのか?気になっていた人も多くいたため、いきなりの裁判取り下げに話題となりました。
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【なぜ?】スシローがペロペロ少年の損害賠償金請求を取り下げた理由5選
スシローはなぜ?ペロペロ少年への損害賠償請求を取り下げたのでしょうか?
スシローを納得させた内容については、公表されていないため理由が気になりますよね。
そこで、なぜスシローがペロペロ少年の損害賠償金請求を取り下げたのか?考えられそうな理由を5選まとめてみました。
- 少年が反省し損害賠償支払いに同意
- スシローは裁判で勝つことが目的ではない
- 少年に手を差し伸べる人物が現れた?
- 少年の未来のため
- スシローのイメージダウンを避けるため
①少年が反省し損害賠償支払いに同意
少年が反省し、スシローが納得できる金額の損害賠償の支払いに同意したのかもしれません。
「運営会社は、多くの客に著しい不快感、嫌悪感を与え、全国の店舗で客が激減して損害が出た、として提訴しました。少年側は、5月に地裁へ提出した答弁書で行為を認めましたが『客の減少は同業他店との競合も考えられる』などと反論し、争う姿勢を示していました」(週刊誌記者)
引用元:smart FLASH
スシローが提訴したのには、少年が自分の行動でスシローに損害を与えた認識が低かったからだと考えられます。
少年が争う姿勢から、反省し損害賠償の支払いに応じる姿勢を見せたため、スシローは取り下げた可能性はあります。
また、和解内容を明かさなかったのは、損害賠償の金額を下げて和解したため、公にしたくなかったのかもしれません。
あくまで調停は成立しましたが、スシローがペロペロ少年に対して、全てを許し無罪で終わったわけではありません。
2023年8月1日、ペロペロ少年は器物損壊の非行内容で家庭裁判所に送検されました。
②スシローは裁判で勝つことが目的ではない
スシローは、弱い立場の一個人である未成年の少年に、最初から裁判に勝つことが目的ではなかったと思われます。
スシローは、ペロペロ少年に反省させ、今後同じような被害が生じないようにするためだったと考えられます。
また、新型コロナウイルスの影響もなくなり、飲食店は売り上げを伸ばしている企業がほとんどです。
スシローほど大手の寿司チェーンであれば、損害額を売上で回収するのは容易だと考えられます。
そのため、賠償額を少年からすぐに回収することは難しいですし、裁判に勝って損害賠償金を少年から回収することも目的ではなかったと考えられます。
③少年に手を差し伸べる人物が現れた?
もしかしたら、ペロペロ少年に手を差し伸べる人物が現れたのかもしれません。
4630万円山口県阿武町誤振込事件の容疑者として逮捕された田口翔さんに対し、YouTuberのヒカルさんが援助。
ヒカルさんは、自らが経営に関わっているブロッコリーの会社で、田口翔さんを雇いました。
田口翔さんは、ヒカルさんの会社で働き毎月給料をもらい、返済に当てています。
田口翔さんのように、ペロペロ少年に手を差し伸べる人物が現れた可能性も考えられます。
和解内容を公表しない理由は、手を差し伸べた人物を特定されないためかもしれません。
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④少年の未来のため
ペロペロ少年は、SNSで顔を晒され、悪い意味で一躍有名人になってしまいました。
少年は通っている高校を辞めることになり、社会的抹消に近い影響を受けています。
少年や少年の家族をあまりに追い詰めてしまうと、自〇の可能性も出てきます。
2023年8月1日に少年は、器物損壊の疑いで警察は今年6月、岐阜家庭裁判所に送致されました。
未成年であるペロペロ少年の未来のためにも、スシローは家庭裁判所での判決にゆだねたのかもしれません。
⑤スシローのイメージダウンを避けるため
スシローは、裁判沙汰でイメージダウンを避けたかったのかもしれません。
スシローが裁判を行うことは、ペロペロ少年と言う弱い立場の未成年を、社会的に抹消するような行為とも言えます。
また、スシロー側も、裁判が長引くより早く営業を波に乗せて、売上を伸ばし損害分を回収したい気持ちが大きいと考えられます。
そのため、ペロペロ少年が反省し、何年かかるか?わかりませんが損害賠償を払うことに同意すれば、問題はないはずです。
スシローをペロペロ動画のイメージから、早くイメージを回復させたいと考えてのことかもしれません。
まとめ
スシローがなぜ、ペロペロ少年への損害賠償請求を取り下げたのか?理由については、公表されていません。
しかし、考えられそうな理由について5選まとめてみました。
- 少年が反省し損害賠償支払いに同意
- スシローは裁判で勝つことが目的ではない
- 少年に手を差し伸べる人物が現れた?
- 少年の未来のため
- スシローのイメージダウンを避けるため
こちらは、あくまで憶測になります。
今後、理由が公表されるようであれば追記していきます。