渋谷区にある透明トイレ「THE TOKYO TOILET」が故障して、「透明にならない!」「中が丸見え!」と話題になっています。
故障したことで、はじめて透明トイレの存在を知った人も多いと思います。
そこで、透明トイレの場所はどこなのか?透明になる仕組みデザイナー、故障の原因などをまとめてみました。
渋谷区透明トイレが故障して丸見えと話題に!
YouTuberコレコレさんが、渋谷区透明トイレが「透明にならない」とYouTubeチャンネルで取り上げました。
「【緊急事態】透明トイレが故障して使用中に丸見え状態になっている件…女性被害者が出る前に早急に直さないと【拡散希望】」
コレコレさんが透明トイレに訪れ、実演。
本当に丸見えですね。
鍵を閉めても、あまり透明になりませんね。
コレコレさんが透明トイレの故障を取り上げたことで、次の日にはテレビのニュースになっていました。
スポンサーリンク
渋谷区透明トイレの場所は代々木深町小公園!
話題になった透明トイレの場所は、渋谷区の代々木深町小公園内にあります。
黄色・オレンジ・紫の3色のフィルムで、オシャレなトイレですね。
渋谷区透明トイレのデザイナーは?
2020年8月に始動した誰もが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」で作られました。
透明トイレのデザイナーは建築家の坂茂(ばんしげる)さんです。
中が綺麗(クリーン)か?誰もいないか?の2つの心配を入る前に確認できるように作られたそうです。
1957年東京生まれ。
建築家。
慶應義塾大学環境情報学部教授。
1985年、坂茂建築設計設立。
1995年、NGOボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN、現在NPO法人)設立。
住宅や美術館の設計、災害支援活動を行う。
プリツカー賞(2014)をはじめ、フランス芸術文化勲章コマンドゥール(2014)、マザー・テレサ社会正義賞(2017)など受賞多数。
スポンサーリンク
渋谷区透明トイレの仕組みは?
トイレのガラス壁は、利用者がいないときはフィルムに電気を流すことで、ガラスが透明な状態を保っています。
そのため、トイレに誰も入らなければ、外から中が確認できます。
そして、トイレ内に入り鍵を閉めることで、電気が流れなくなり、ガラスが不透明になる仕組みとなっています。
理科で習うような現象を利用した仕組みになっているんですね。
渋谷区透明トイレの故障の原因は?
透明トイレが透明にならない故障の原因は、気温の低下によるものでした。
今回の不具合は、ガラス壁内の透明・不透明化を作り出す粒子が気温の低下により固まることから、不透明化に時間を要し、通常利用に支障をきたしてしまったもので、お詫び申し上げます。
透明にならない原因は気温の低下によるものであるため、昨年も冬の時期には同様に「透明にならない」現象があったそうです。
今回はYouTuberのコレコレさんが透明トイレを取り上げたことで話題になったようです。
「透明にならない」対策として、粒子が固まらないよう、利用者がいない時には自動で通電と解除を繰り返す機器を設置されました。
しかし、現在もトイレ利用中にも透明になることがあり、完全なる改善にはなっていないようです。
女性など心配な人は、冬の寒い時期は利用しない方が良さそうですね。
透明トイレは代々木にもあった!
透明トイレは、代々木公園のはるのおがわコミュニティパーク内にもありました。
代々木深町小公園の近くにはなりますが、フィルムの色が違います。
こちらは、緑・黄緑・青色の3色のフィルムになっています。
デザイナーは、代々木深町小公園の透明トイレと同じく坂茂さんです。
スポンサーリンク
透明トイレについてまとめ
透明トイレの場所は、渋谷区の代々木深町小公園内にありました。
YouTuberのコレコレさんが、透明トイレが故障で「透明にならない、丸見え」とYouTubeチャンネルで取り上げたことで話題になりました。
透明トイレは、利用者がいないときに外壁フィルムに電気を流すことで透明を保つ。
利用者が鍵をかけることで電気が流れなくなり、フィルムが曇り外から見えなくなる仕組みでした。
しかし、気温が下がる冬になると、透明にならない故障が以前からあったそうです。
機器を設置して対策はされていますが、完全には改善されず、心配な人は冬の寒い時期は利用しない方が良いかもしれません。
また、3色のフィルムの色が違う透明トイレが、代々木公園のはるのおがわコミュニティパーク内にもありました。
デザイン性と機能性を両方保つのは、なかなか難しいのかもしれませんね。